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キング・オブ・ショービズ/CHICAGO

 『CHICAGO』中毒者が順調に増えているようで嬉しいです。私にとっては青山航士さんが出演しなくても機会あるごとに見に行く唯一のミュージカルなんですが、この研ぎ澄まされた作品が21世紀も生き続けることは確実ですね。
 『CHICAGO』の準備中に心臓発作を起こし入院、舞台制作の中断を伴う心臓のバイパス手術を受けたフォッシーは後に自分の臨死体験を映画『オール・ザット・ジャズ』に描き出しますが、映画製作にあたって、周りの人たちに自分の病気と『CHICAGO』の中断について執拗なほど聞きまわりました。

 共同で『CHICAGO』の脚本を書いたフレッド・エッブにもフォッシーから電話がかかってきて、「自分が病気だと知って腹を立てなかったか」「私が死んだらいいと思わなかったか」「他の演出家を呼びたかったんじゃないのか、そう聞いたぞ」などなど、言葉を剣のようにつきつけて質問攻めにしたそうです。F.エッブの誠実な対応に最終的には納得したフォッシーでしたが、今私たちが目にしているあの華やかなショーの裏側に、フォッシーの身を切り刻むような日々があったことは間違いないようです。
 いよいよ『CHICAGO』開幕というときにも、1972年にトニー賞・アカデミー賞・エミー賞の三冠に輝きエンターテインメント界の頂点を極めたことで、マスコミが次は自分を引きずりおろす機会をうかがっていることをフォッシーは十分に意識していました。

 「キング・オブ・ショービズ」の座にありながら、心身ともに地獄をはいずりまわるようにして創り上げられた『CHICAGO』と『オール・ザット・ジャズ』は、フォッシーの数ある傑作のなかでも代表作として高い人気を誇っています。改めて思うと、創り手にとって観客というのはきりもなく要求をつきつける、なんと容赦のない存在なんでしょうか。殺人犯であるロキシーやヴェルマを舞台に呼び出す、シカゴの一般市民のなかのモンスターは、現代の観客の私たちのなかにも生きているようです。それをフォッシーは熟知していたんですね。
 兵役を終えて故郷のシカゴに帰ることなく、ニューヨークのYMCAに泊まってブロードウェイのオーディションを受けた青年は、自分の死までもショーにして、1987年、自作の公演会場である劇場の敷地から街路に足を一歩踏み出したところで倒れ、永遠の眠りにつきました。彼の眠りを破るほどの永遠の喝采をささげに、また劇場に行きたくなってきます。

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テーマ : ミュージカル
ジャンル : 学問・文化・芸術

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壮絶!

「シカゴ」を観るに当たって、ほとんど白紙状態で臨みました。
唯一!?
管理人さまのこのブログを拝読。と「オール・ザッツ・ジャス」を少し観で!!
なるべく、初めての気持ちを大事にしたかったので。
只今「シカゴ熱中症」です。
今日、あまりに体育館が熱くて、本当の熱中症に(笑)。。

執念というか、怨念というかすさまじいフォッシーですね。

出来上がった作品は上品で日本の能や茶道に通じる様式美もあって。
最高のものはどのジャンルでも哲学が同じってことでしょうか。。

仲間が増えて

ようこさんの「シカゴ熱中症」嬉しいです。
もう年を重ねるたびに"Nowadays"が心にしみてしみて・・・
将来ボケ(長寿の家系です)たときにカツラかぶってキャサリン・ゼタ・ジョーンズの真似でもするんじゃないかと今までも自分が心配でしたが、今回アムラさんが綺麗なプラチナ・ブロンドなので、白髪になってアムラ・フェイ・ライトになったつもりになるんじゃないかとますます自分が心配になってきました。
でもまあ、脚挙げた拍子に転んで頭打ってあの世行きならそれもいいなと思っています。

本当にフォッシーが命を削って仕上げた作品たがらこそ、こうして長い命をつないでいるのだと思います。
ホントの芝居好きのようこさんのハートも鷲掴みにした『シカゴ』、確かにアメリカの芸道を感じさせますよね。

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