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『CHICAGO シカゴ2010』振付のゲイリー・クリスト氏

 今日から演出・振付・音楽のスタッフが来日、合流するそうですね。振付のゲイリー・クリスト氏、公式サイトの記事で米倉涼子さんが「恐い」とお話でしたが、経歴を読んだら「・・・そりゃ恐いだろうな~」と思いました~ははは~。ちょっとやそっとの方ではないですもん。
 1949年、白人の母と黒人の父の間に生まれ、両親の離婚、母親の白人男性との再婚で、彼一人、家族の中で有色人種として育ちました。50年代のアメリカではまだ有色人種への差別が色濃く、「自分が認められ愛される場所」としてゲイリー少年は演劇にひかれていったそうです。
 俳優を目指し、NYのパフォーミングアーツ高等学校に入学したものの、必修科目の週2回のダンスにとりつかれて一気に才能を開花させ、卒業後はアメリカのジョフリー・バレエに入団。今回日本で上演されるリバイバル版『CHICAGO』を指揮したアン・ラインキングはジョフリー・バレエ付属バレエ学校の奨学生でしたので、このあたりから縁が始まっていたかもしれないですね。
 「白いタイツははいたことがない」「敵役」系の役を踊るキャラクター・ダンサーで、王子役は踊っていないのだとか。ある時反戦をテーマにしたクルト・ヨース作品に出演していたクリスト氏をフォッシーが目に留め、『ダンシン Dancin' (78)』への出演をオファーしたのがフォッシーとの出会いなんだそうです。確かにフォッシーが「王子さま」を連れてくるとは思えないですよね(^^)。
 それだけでも凄いんだけど、ダンスオタクとしてはあのルドルフ・ヌレエフのブロードウェイ公演のアンダースタディだったとか、アメリカン・バレエ・シアターでもイリ・キリアンのネザーランド・ダンス・シアターでも活躍していたとか、フォッシーがトニー賞振付賞を受賞した"Big Deal"の名ダンサー、ウェイン・シレントと競演したとか「もうわかりました」という位すごいキャリアがざくざく。今年2月にも、クラシック界の総本山・キーロフバレエ団の『ペトルーシュカ』マリインスキー公演をステージングしています。

 ですが、81年には公演中アキレス腱を痛めて失業という逆境も味わっていて、失意のなか最後の失業給付金を受け取った2日後に、『コーラス・ライン』のオファーがあったのだそうです。ダンス界のスターだった彼には相応しくない小さな役だったそうですが、アン・ラインキングの勧めで受け、その後は西洋の男性ダンサーとしては寿命も長く、40代も踊り続けました。
 また同じくアン・ラインキングの意思で、ヨーロッパ公演を機会に、フォッシーのボキャブラリーを理解する者として彼が『CHICAGO』の振付にあたるようになったそうですが、こんな人が来日して指導だなんて本当に「CHICAGO出演=ボブ・フォッシー奨学制度」みたいな気がしてきますね。
 『ウエストサイドストーリー』ではロビンズの最晩年の直弟子ジョーイ・マクニーリー氏に、ワークショップではフォッシーの愛弟子チェット・ウォーカー氏に指導を受けた青山航士さんに、今日からまた一つ新しい扉が開かれるようです。本当にファンってなにもできないんだけど、心から応援しています。
 
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テーマ : ミュージカル
ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

ダンサーの方が本場から見えて、ブロードウエイの香りを運んで来られて。
いよいよ舞台を裏から支える方々に混じって、凄い演出家がみえるんですね。

青山さんのブログにアップされた中でおっしゃっている意味がここにあるんですね・

この休みに「オール・ザット・ジャズ」見ました。
中古ビデがアマゾンから届いたので。
食事作りの片手間に見てましたが、そんな中途半端な見方は許されませんね(笑)。。

ほんとに今日からまた新しい扉が開かれるのですね。
でもその扉の前にたどりつくには、常日頃からの鍛練があったからこそなんだと思います。

努力は人を裏切らないんですね。

そんな舞台が見れるなんて幸せです。

ファン冥利につきます

>ゴージャスようこさん、AKIMIさん
(居酒屋で三人で座り込んでいる感じでv-376v-305v-307)
開幕もしていないのにじわじわ嬉しくなってきてるんですよ~
ホントにこの公演に出る、ということの意味の深さ、大きさは想像以上です。
6月からの舞台はもちろん楽しみなんですが、
舞台の上には見えない部分でも、着実な実りがありそうですよね。

あんまりにも長くなったんで記事には書いてないんですが、
クリスト氏は、ニジンスキーがディアギレフから離れた後、
バレエ・リュスのスターとなり、振付家として名を残した
レオニード・マシーンの指導も受けていて、
本当に20世紀のダンスの生き証人みたいな人なんです。

青山さんのように、ロビンズ、フォッシー、レオニード・マシーンの後継者の指導を
受けるなんて、ダンスの世界でもごく限られた人たちだけだと思います。
AKIMIさんの言うとおり、努力は人を裏切らないんですねv-343
来年のことどころか、10年後の成果に乾杯して鬼には笑い死にしてもらいましょう。


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